鬼滅の刃1巻を読んだ

 

こんにちは。

何年ぶりの更新でしょうか。

ブログを書いては削除しているので今残っている記事はろくなのがありませんが、とりあえず今回は鬼滅の刃1巻を読んだぞという旨の記事です。

「今更読み始めたのか」とか「おっそ」とか「金ないくせに見栄張ってキャッシュで歯列矯正すんな」とかいう声が聞こえてきますが、

宇宙138億年の歴史から見ればそんなものは誤差にすら入りません。

宇宙海賊ゴー☆ジャスからのクレームのみ受け付けます。

 

さて、本題の鬼滅の刃の件ですが、

なぜ1巻だけなのかというと

自分の感性に合わないなと思ったら必ずフェードアウトしてしまうので

一気読みは性分に合っていないからです(そりゃそうじゃ(オーキド博士))

今思ってみれば、自分のお金でリアルタイムで全巻集めた漫画は

月刊少年マガジンに連載されていた

アライブ-最終進化的少年- だけなような気がします。

このアライブというのは異能力SFバトル漫画という

少年漫画らしいテイストの物語なのですが、

根底には生と死、引いてはキャラクター一人ひとりの哲学というものがあります。

少年漫画においてそういった一見重たいテーマのものは

月マガという読者層を鑑みると敬遠されがちかもしれませんが、

異能力バトルという厨二心をくすぐる第二のテーマによってうまく中和されており、

当時小学生だった僕は見事に心を掴まされたのです。

 

話を鬼滅に戻しましょう。

1巻だけというごくごく僅かな情報しかありませんが、

恐らく鬼殺隊として家族を惨殺した鬼を倒すのが道筋なのでしょう。

さて、鬼といえば

 

極限まで削ぎ落とした身体に鬼が宿る…

でおなじみの

漆黒のステイヤー

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ライスシャワー

が有名ですね。

 

ライスシャワー

クラシック三冠に王手をかけた天才 ミホノブルボンを最後の頂、菊花賞で阻止し、

天皇賞春三連覇の偉業を目指した最強ステイヤー メジロマックイーンに立ちふさがった

『関東の刺客』です。

王者への挑戦、そして偉業を阻止し勝利することは金星であるとともに

得てしてヒールであるという印象を否が応でも民衆に植え付けます。

 

このライスシャワーも例に漏れず上記2戦の勝利によって”ヒール”という

立ち位置を余儀なくされました(当然ファンもいます)

その後ライスシャワーは怪我もあり大スランプに陥り、

2年間勝利がないまま迎えた95年天皇賞春。

怒涛の末脚で迫るステージチャンプを鼻差で凌ぎ勝利を収めます。

関東所属の馬でありながらも

菊花賞天皇賞春が行われた京都競馬場ライスシャワーはGⅠ3勝を挙げました。

そして宝塚記念の人気投票1位となり、放牧の予定を覆し

”ヒーロー”として出走に踏み切りました。

 

悲劇は第3コーナーで起こりました。

後方追走からスピードを上げ徐々に先団に付こうとしたライスシャワーは転倒、

鞍上の的場騎手は落馬しライスシャワー競走中止となります。

左第一指関節開放脱臼、粉砕骨折という診断がなされ、馬運車に乗せることもできず

その場で安楽死の措置が取られたのです。

 

実はこの年の宝塚記念阪神大震災の影響で

阪神競馬場ではなく京都競馬場での開催でした。

刺客として淀のターフを愛したライスシャワーは、

奇しくもヒーローとして淀のターフで壮絶に散ったのです。

個人的にはヒールという表現は使いたくありません。

ジョッキーも馬も管理する陣営も皆等しく勝ちを目標に努力しているからです。

 

さて、話は長くなりましたが、今年の菊花賞が来る10月25日に開催されます。

つい先日、無敗で牝馬三冠という前馬未踏の偉業を成し遂げた

デアリングタクトですが、

次は無敗で牡馬三冠に王手を掛けている

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コントレイルが登場します。

余談ですが今年のクラシック世代の馬たちって美形多くないですか?

 

話を戻します。

基本的に菊花賞で逃げ馬は勝つことが難しいとされています。

過去10年で見ると3着までに残ったのは2013年のバンデのみです(結果は3着)

4角で先団にいる馬の差しが決まりやすい傾向にあります。

また、後方から追い込みも逃げ馬ほどではありませんが

決まりにくいです(4角までに中団あたりまで上がれれば勿論話は別ですが)

 

このことを考えると、

先団で構えて直線で抜け出すコントレイル、

 

彼と同じように差してもよし、更に前走神戸新聞杯では上り3ハロン

限って言えばコントレイルをも凌ぐスピードで

後方から2着までに追い込んだヴェルトライゼンデ。

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この2頭が軸となるでしょう。

 

そしてコントレイルと対決しておらず、

重賞2戦含め”逃げて”直近4連勝しているバビット

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更にはコントレイル、ヴェルトライゼンデが出走した神戸新聞杯にて

3着に入った、今年の夏以降の昇り馬ロバートソンキー

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この4頭を軸として予想する方が多いと思います。

 

そして僕はもう一頭

重賞未出走ではありますが、

先述のデアリングタクトと同じく菊花賞エピファネイアを父に持つ

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アリストテレスを挙げたいと思います。

 

菊花賞は過去10年で1番人気の勝率5割、

複勝率で見ると8割と安定して3着には入ります。

そして単勝オッズで見ると、

過去10年で単勝オッズ1倍台は3頭

・オルフェーブル(1.4倍)

ゴールドシップ(1.4倍)

エピファネイア(1.6倍)

そして上記3頭はすべて1着となっています。

そして例年菊花賞は中位人気(4~9人気辺り)の馬が2,3着に入ることが多いため、

中位人気の前走好走馬は穴候補として予想したほうが良いでしょう。

 

長くなりましたが、以上で菊花賞の予想を終わりたいと思います。